2011年12月13日火曜日

「絆」が支えた1年 今年の漢字

今年の江ノ島のライブで予想したように、今年の一字は「絆」だそうだ。「みんなで一つになろう」的な文脈の中で語られると違和感があるが、個別に静かに結んでいくのがよいのではないかと言う事で、この選出には賛意を表したい。

------------ 以下、転載 -------------

発表された今年の漢字「絆」。雲の切れ間から光が差した(12日午後2時半、京都市東山区・清水寺) 一年の世相を1字で表す「今年の漢字」に「絆」が選ばれたと、日本漢字能力検定協会(京都市下京区)が12日、東山区の清水寺で発表した。多くの人命が失われた東日本大震災で、身近な家族や地域とのつながりが見直され、支援が国内外から寄せられたことを反映した。

 応募総数は過去最多の49万6997票で、「絆」が6万1453票(約12%)と最も多かった。被災者から「家族みんなで未来を信じて歩き出している」(福島県出身、28歳・女性)、「日本中、世界中の絆に支えられ、頑張ってこられた」(福島県、42歳・女性)などの言葉とともに応募があったという。

 サッカー女子ワールドカップ(W杯)で優勝した日本代表「なでしこジャパン」のチームワーク、全国の児童養護施設にランドセルなどが贈られた善意の広がりも選定理由に挙がった。

 2位以降も順に「災」「震」「波」「助」と震災関連が並んだ。和紙に「絆」を大書した清水寺の森清範貫主は「絆によって手を携え一つとなって、復興に力を出してほしい」と話した。